自宅の新築や水漏れなどの際、水道管の配管工事が必要になります。

水道管の配管工事は、プロの業者に依頼するしか方法がありません。
どの程度の費用がかかるのかわからず、不安に感じていらっしゃる方も多いでしょう。

○水道管工事を業者に依頼した場合の費用相場

○水道管の配管工事業者を選ぶ際のポイント

水道管の配管工事について、以上のポイントを解説します。

○給水管の引き込み工事
○屋内における配管工事全般

以上2つが、主な水道管工事です。給水管の引き込み工事とは、新築の際に自宅へ水道管を引き込む工事を、屋内における配管工事全般とは、水漏れなどの修復工事を指します。一般的には、30万円程度が水道管工事を業者に依頼した場合の費用の相場です。

給水管の自宅への引き込み工事においては、1mあたり1万5,000円程度が費用の相場とされます。水道本管から敷地までの距離が長いほど費用もかさみますが、工事費用以外にも給水申込納付金や各種手数料が必要です。

給水申込納付金は、給水管の口径が太くなるほど費用が高くなります。自治体によっても異なりますが、口径が13mmで10万円前後、20mmで20万円前後が相場です。別途、1万5,000円程度の手数料も発生します。

水漏れなどの修復工事の費用の目安は、内容によってピンキリです。配管内の詰まりであれば、数千円程度の費用で済む場合もありますし、大がかりな水漏れ修復工事なら、20万円程度かかる場合もあります。

水道の配管工事は、内容によって費用が大きく変動するのです。

水道の配管工事を業者に依頼する際は、「優良業者を見極めること」が重要です。優良業者を見極めるためには、以下の2点に気を付けてください。

○見積もりを出すタイミング
○工事についての説明

優良業者は工事の前に見積もりを出してくれますし、こちらからの疑問点にはその都度丁寧な説明をしてくれます。逆に言えば、工事の後に見積もりを出してくる業者や、丁寧な説明なしに工事にとりかかる業者には、気を付けなければなりません。

水道の配管工事は、非常に専門的な作業です。作業の内容から費用の根拠まで、わたしたち素人にはわからないことだらけの工事と言えるでしょう。

「よくわからないけれども、工事終了後に十万円単位の料金を請求された」。

このように、工事の後に法外な料金を請求してくる業者は、確かに存在します。このような事態を避けるためにも、事前見積もりと工事についての丁寧な説明の有無は、業者とのやり取りの中で強く意識してください。