プラント工事の施工管理においては、土木や建設工事で求められるような特別な資格は不要です。ただし、取得していた方が望ましい資格は多数あります。プラント工事の技師が取得すべき、代表的な資格をいくつか紹介しましょう。

一言でプラント工事と言ってもその業務内容はさまざまなので、技師に必要とされる資格も多岐に渡ります。

○1級電気工事施工管理技士
○1級管工事施工管理技士
○技術士（機械部門・総合技術管理部門）
○建築施工管理技士

実際には工事内容に応じて、こういった資格が必要になるでしょう。

1級電気工事施工管理技士は、建築物や土木構造物の建設や増築などの際に必要となる国家資格です。4,000万円以上の電気工事を下請け会社に依頼する際、必要とされます。資格を取得すると、以下のような業務に携わることが可能です。

○電気工事に関する施工計画の作成
○工事現場における工程管理・品質管理・原価管理・安全管理
○電気工事の監理

○空調設備
○給排水設備

1級管工事施工管理技士の資格は、以上のような配管工事の施工管理に関わるエキスパートであることを証明してくれます。持っていると仕事の幅が広がるだけでなく、将来的なキャリア形成にも役立つので、管工事に携わる方には取得をおすすめしたい資格です。

技術士は科学技術に関する専門知識・高度な応用能力・豊富な実務経験を有し、公益を確保するための高い倫理感覚を備えた技術者であることを証明する資格です。技術士の資格は、カテゴリーが細分化されています。以下にその一例を紹介しましょう。

機械
船舶・海洋
航空・宇宙
電気電子
化学
金属
資源工学
建設
上下水道
原子力・放射線

建築施工管理技士は、建築現場での監督業務遂行の際に必要となる資格です。1級を取得するとあらゆる建築現場で指揮を取れるので、現場責任者（所長）を目指す方にはぜひとも取得をおすすめします。

これまで紹介した各種資格は、いわばプラント工事におけるエキスパートの証明書です。

当さくら株式会社にも、各種資格を取得した技師が多数在籍しており、その技量は宮城県内でも随一と自負しております。近隣エリアでプラント工事をご検討される際は、ぜひ当社へご相談ください。